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七つの週間日記237

 七つの習慣…知性…警官の血(佐々木 譲)後編

 昨日に続き『警官の血』を紹介します。ネタばれにご注意くださいね~。

 昨日までのあらすじは…駐在警官として勤めていた清二は、不審な状況で死んだ。息子の民雄は潜入捜査員となって北大に入学し、潜入捜査員として過激派に参加した。

 …過激派は、キューバ革命に習い武装蜂起を計画し、山梨の山中で、爆弾の取り扱いを含めた訓練を行っていた。民雄は機を見て、一般の登山者にメモを渡し警察に知らせる。1002071_convert_20100207130618.jpg

 警察は過激派を包囲し、一網打尽にした。民雄は賞賛されたが、自身の正体を隠しての人との付き合いが民雄の精神を蝕んでいた。民雄は警察の保養所で知り合った順子と結婚するが、病んだ精神はなかなか治らず家庭内暴力に発展するようになっていた。

 これを案じていた、いまや民雄のおじのような存在の、亡き清二の同僚、香取、早瀬、窪田の3人は当局に働きかけ、民雄を公安の仕事から、以前清二が勤めていた上野の駐在所勤務に異動させた。

 精神的に落ち着いてきていた民雄だったが、あることから父、清二の死の真相を知る。ある男を追及するが、逆に自らの過去の過ちを暴露されてしまう。そんな時、強盗が子供を人質にアパートに立て篭もる。

 同僚の制止を振り切って強盗に迫った民雄は、自らの命を縮めるように、犯人に迫り、撃たれて死ぬ。

 民雄の死は、殉職とされ、2階級特進の警部となった。葬儀の席には、もはや老齢となった清二の同僚の早瀬と、香取もきていた。窪田はがんで他界していた。

 民雄の子供の和也も、迷わず警官への道を選んだ。和也は安城家の『警官の血』を買われ、警察内部の不正を暴く、隠密捜査をすることになった。1002072_convert_20100207130653.jpg

 不正が疑われる加賀谷の部下になり、不正を暴いた和也だったが、加賀谷は気になる言葉を残して去った『おまえ、自分の父親が模範警官だったと信じているのか?』。

 気になり、父親の過去を調べ始めた和也は、祖父の清二の同僚で、安城家としては長い間、世話になっていた早瀬が真相を知っていることをつかむ。

 老人ホームに早瀬を訪ねた和也は、3代に渡る謎を知った。早瀬は終戦直後、自らの性癖で2人の人間を殺していた。それを知り追及しようとした清二は跨線橋で、早瀬に背中をおされて転落死した。

 さらに、この事件の真相を知った民雄は、早瀬を糾弾したが、早瀬は開き直り、逆に民雄が過激派の潜入捜査をしていた時にある女性と一度きりの関係を持った際、この女性が妊娠し、子供は生まれたものの、数年後生活苦で無理心中をしていたことを伝える。

 早瀬は公安であったためにこのような事件も知っていたのだったが、民雄はこのことを全く知らなかった。ショックを受けた民雄は、強盗人質立て篭もり事件があった時に、同僚の制止を振り切り、犯人に向かっていって撃たれて死んだのだった。

 早瀬は、民雄の死を殉職ではなく、自殺だったと言う『俺の事件はもう時効だ。お前の親父さんだって、知らなかったとはいえ、無理心中で二人死んだ事件に、まったく責任がないとは言えんだろう。いまさら、あまり騒ぐなよ』。『俺たちの仕事は、多少の不正もやらないとやっていけないんだ。それが大多数の人を幸福にしてるんだ』。

 老い先短い早瀬に、もう言う言葉もなく、和也は去った。そして今日も捜査を続ける…という話でした。結局、3代に渡って、安城家は不正を行っておらず、『警官の血』はまだまだ続きそうな気配でありました。正義の味方…憧れますが、とても自分でやれるとは思えません。だから警官になりたいと言う人は尊敬できると思っております。それでは、また~

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comment

Secret

No title

清二の死後 同期がいろいろと面倒を見てくれた
ってあたりで 清二の死に 同期が関わっているのでは?
って思ったのですが やっぱり そうでしたね
当の本人が死んだ以上 本当のことは判らない
っていうのは 世の中 いっぱいあるけど
気分がすっきりしなくて 後味悪いですよね

No title

警察物ですね。
世の人のために命をかけるって簡単に言って
簡単に出来ることではありませんよね。
常に『死』というのが近くにあるような気がします。
実際の世界はまったく分からないのですが、
『黒』を『白』にするために、人の命が奪われていることも
あるのかな~なんて勝手に想像したりしています。
今回も興味深いお話でした。

こんにちは(^^♪

「警官になりたい!」と、kyomoが初めてバレンタインデーに
チョコをあげた子は、夢を語ってくれました。
将来の夢がある彼に、とても惹かれていたんだと思います(*^_^*)
小学生の頃の話ですから、警官になれたかどうかは、
分かりませんが…(^_^;)

懐かしくなってしまいましたー!(^^)!

てんてんまるどんさんは、いつも分厚い小説達を、短編小説にしてくれて、
すごく楽しませて頂いてますが、どれくらいの本を読んでるんですか?
今更まさかの質問ですが、いつも思ってました(^O^)

MAYさん いらっしゃい!

コメント ありがとうございます!
さすが、MAYさん、鋭いですね~。
実は、ストーリー書いているうちに、同期の人間をいれるのを
忘れていて、不自然に入れてしまいました。
そうですね、ほとんど2代に渡って、真相不明な死なわけで、
後味はすっきりしないかもしれないですね~

ma☆hiroさん いらっしゃい!

コメント ありがとうございます!
我々一般人はあまり意識しませんが、警官とか消防などの
人たちは、ホント仕事が自分の死と隣り合わせですよね。
すごい仕事だと思います。はい。
刑事などやっていると、いろいろ命のやりとりが身近にあって
精神的にタフじゃないとやっていけないと思いますね。

kyomoさん いらっしゃい!

コメント ありがとうございます!
そうですか~、キョもさん、バレンタインデーの良い思い出お持ちですね~。羨ましい。きっと子供の頃から、もてたんでしょうね~。
 本はそうですね~数えたことないですが、3~4千冊くらいですかね~。でもほとんど読み返さないし、ほとんど覚えてないですね~。あの本は面白かったな~というくらいで。ある程度覚えていられたら、ネタに困らないんですけどね~、はは。今のペースは月に10~15冊程度でしょうか。でもホント、楽しんでいただいて、すごくうれしいです。励みになります!
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てんてんまるどん

Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

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