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七つの習慣日記207

 七つの習慣…知性…ウィリンガーの苦境(ジャック・リッチー)

 このところ、殺人ものが続いて、ちょっと評判が悪いようなので、この辺でちょっと違う趣のものを紹介したいと思います。

 殺人ものだとストーリーも単純で、オチもすっきりしているのが多いんですが、今日のはちょっと無理やり創っている感じもありますが。ストーリーは…

 …私は私立探偵。ある日記憶喪失の男が訪ねてきて自分の正体を知りたいという。私『いつから記憶がないんですか』。男『実は、6年前に、この近くの町の公園で、茂みのそばに座っていました。ひどい頭痛がしました。と同時に自分が誰なのかまったくわからないことに気がついたんです』。1001081_convert_20100109011435.jpg

 私『ポケットの中とか持ち物は探してみたんですか』。『免許証とかカードとか自分の正体がわかるものはなかったんですが、近くのバスターミナルのロッカーの鍵が見つかりました。鍵に書いてあったのでわかったのですが』。私『で開けてみたわけですね』。

 男『はい。そうしたら、何と20万ドルが入ったかばんが見つかったんです』。私『警察に届けなかったのですか』。男『自分の身なりをみたら、かなり安っぽいスーツでしたし、20万ドルを持ち歩くような服装ではなかったので、犯罪を犯した可能性があると思い、遠く西海岸まで逃げてしまいました』。

 『この6年間、わたしは西海岸で必死に働きました。こちら中西部に戻ってきたのはこの20万ドルを本来の持ち主に返したいからです』。私『記憶喪失になった日付と、町の名前を覚えていますか』。『町の名前はブルー・リバー・フォールズ、1971年6月17日でした。ここから約2百マイル北にある、小さな町です』。

 私は、ブルー・リバー・フォールズに行って、図書館で当時の新聞を調べた。6月21日付以降の新聞に手掛かりがあった。なんと一面に今回の依頼者の男の写真が載っていた。アーノルド・ウィリンガーという名前だった。

 記事には、6月15日、ドアティ靴会社のオーナーであるドアティ氏の12歳になる息子が誘拐され、身代金20万ドルを要求されたこと、そしてドアティ氏が会社の会計係であるアーノルド・ウィリンガーに20万ドルが入った鞄をバスターミナルのコインロッカーに入れ、鍵を公園の銅像の裏側に置いておくことを指示したことなどが書いてあった。

 この時、アーノルド・ウィリンガーは鞄を持って逃走したと思われ、金を待っていた犯人は激怒しており、少年の安否が気遣われたが、幸いなことに少年は隙を見て逃げ出し、犯人も捕まった。だがアーノルドは20万ドル入りの鞄とともに消息を絶っていた。

 私はドアティ氏を訪ね、アーノルドをそっとしておくことを条件に20万ドルを返した。そしてアーノルドに事の次第を説明した。1001082_convert_20100109011506.jpg

 そして、気になっていることを質問した『ドアティさんによると20万ドルは百ドル札で用意したが、すべて番号を控えていたそうですが、1枚も使われていない。なぜですか』。アーノルド『このお金を持っていることが自信になって、がんばって働くことができ、このお金には1枚も手をつけていません。いまではかなり裕福になりました』。

 わたしは溜息をついた『記憶喪失は嘘だったんですね。一文無しで電車代、食事代はどうしたんですか』。アーノルド『すいませんでした。記憶喪失というのは嘘です。自分の手持ちが少しあってそれを使いました。でも息子さんのことは知りませんでした、この20万ドルはどうせ不正な金だと思ってつい出来ごころで』。

 『では、どうして記憶喪失を装ったのですか。金はドアティさんに直接郵送で返せばよかったじゃないですか』。

 『あの町にいるある人に、僕が記憶喪失だったと信じさせたかったんです。あなたから彼女へわたしの記憶が回復したことを告げてもらい、まだ独身か、いまも私を愛しているか、こっそり一緒に西海岸へ行く気があるか、確かめてもらいたかったんです』。

 『6年前に彼女を捨てたのは、お金に目がくらんだからじゃなくて、記憶喪失が原因だったと、あなたから彼女に伝えて欲しかったんです』。

 翌朝、私は図書館の司書のミス・ターリーを訪ねた。ミス・ターリーは嬉しそうに微笑んだ『何か深刻な問題なんだと思っていました。彼がお金を盗んで逃げたなんて一瞬たりとも信じていませんでした』。

 私はうなずいた『アーノルドさんは、かなり重度な記憶喪失でしてね。でも心から愛している人に会えれば、きっと記憶喪失なんか吹き飛んでしまうんじゃないでしょうか』。 …結果はもちろん、そうなった。

 …という話でした。それでは、また~。皆様、良い連休を!

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No title

身代金の受け渡し役なんて 大きな仕事を任されて
精神的におかしくなっちゃったのかと思ったら
嘘だったんですね
大金に手をつけず 自分の力で成功を手にしたことは
素晴らしい男性だと思いますが
女性としては 騙された感があって
ちょっと 複雑な気分です(笑)

MAYさん いらっしゃい!

コメント ありがとうございます!
考えてみたら、MAYさんおっしゃるように、男は騙していたというか、結局騙し続けることになるんですもんね~。一途な気持ちは良いと思いますけどね。はは。MAYさんもお仕事休んで、3連休楽しんでくださいね~
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てんてんまるどん

Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

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