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七つの習慣日記159

 七つの習慣…知性…さまよう刃(東野 圭吾)

 人は復讐物が好きですよね。古くは赤穂浪士の討ち入りとか、ドラマでは必殺仕事人とか、僕も必殺シリーズは好きで、けっこう見ていましたが。

 本でも、復讐ものは人気です。今回紹介する『さまよう刃』、去年あたりの作品ですが、大ベストセラーで、10月から寺尾 聡主演で映画化されているようです。風景091121

 どういう本かと言いますと…ネタばれしますよ~

 妻を亡くし、高校生の娘と暮らしている長峰が主人公。ある時、娘が友人と花火を見に行くと行って出かける。夜遅くなっても帰って来ず、心配した長峰はあちこちに電話をし、ついに警察にも捜査を頼むが、翌日になり、川から娘の死体が発見される。長峰は半狂乱になる。

 犯人は18歳前後の少年3人組…主犯は凶暴な性格のカイジ、そしてアツヤ、誠だった。花火帰りを車で待ち伏せし、拉致して暴行し、薬物を注射などしていたが、過剰に投与したために死んだのだった。

 3人のうち、誠は臆病な性格で、犯罪に関与はしたくなかったが、カイジのリンチが怖く、父親の車を貸すなどして、協力していた。娘を拉致した後、誠は怖くなって、車を父親に返さなければならないと偽って先に帰っていた。

 テレビで事件を知った誠は、怖くなって、車に残されていた娘の携帯で、長峰に匿名の電話をし、カイジとアツヤの住所を教える。

 復讐心に燃えていた長峰は半信半疑であったが、アツヤのアパートを訪ねてみる。不在だったが鍵がかかっておらず部屋に入って、調べていたところ、ビデオデッキがありスイッチを入れてみると、なんと娘のレイプシーンが詳細に記録されており、カイジとアツヤが写っていた。二人は過去にも同様の事件を繰り返しており、被害者の口止めに映像を記録していた。テープは数十本もあり、被害者も同数いると思われた。

 極限に近い感情に襲われていた長峰、そこにアツヤが帰ってくる。激昂した長峰はアツヤに襲いかかり、手近にあった出刃包丁でアツヤをめった刺しにし、殺害する。

 引き続き復讐心に燃える長峰はカイジのもとに向かうが、すでに逃亡した後だった。決意を固めた長峰は自分がアツヤを殺したこと、カイジを殺しに行くこと、殺した後は自首し、死刑になることをも厭わないことを手紙に書いて、警察に送る。

 長峰は、カイジのアパートでの情報を元に、警察に先行して、カイジの足どりを追う。一方、アツヤの殺害が明らかになり、マスコミも動きだし、事件が報道されるようになる。

 カイジらから被害を受けた中に、自殺した女性がいたことなどが明らかになり、被害者家族へのインタヴューなどが、二度とこんな被害を起こさない為に…と言った名目で行われ、傷つく人もでてくるようになる。動物091121

 心情的に長峰に同情する声や、どういう理由であっても殺人は許されないなどといった議論がテレビなどで報道されるようになる。

 長峰の容貌がテレビで流された後も、長峰と知りながら逃がしてやろうとする一般の協力者や、刑事の中にも復讐を遂げさせたいと思うものも出てくる。

 ついに、長峰はカイジを誘きだすことに成功し、猟銃を持ってその場所へ向かうが…

 …というような話であります。大体昔のドラマのパターンだと、そんなことをしても死んだ娘は喜ばないぞ…などと刑事が諭したり、主人公が復讐を遂げた後自殺を計ったりするものですが…どうなるか、本、あるいは映画でお楽しみいただければと思います。

 自分が、この長峰のような立場になった時に、どうするか、死んだ娘は復讐を喜ぶ訳はないし、当然自分のためということになるのでしょうが、復讐するだけのパワーと勇気はないと思います。

 よく、悲惨な事件にあったご家族へのインタビューで、2度と娘と同じような被害者が出てほしくない、そういう社会を創ることが何よりの娘へのはなむけになるということを言われる方が多いですが、最後はそういう心情になるのかもしれません。犯人は死刑になって欲しいと言う方もいますが、以前も書きましたが、死刑が必ずしも加害者を苦しめることにはなりませんからね。

 こういう事件の場合のマスコミの対応もどうかと思うことがあります。こないだの市橋事件、ご両親にインタビューしているのにはびっくりしました。いくら両親とはいえ、これからの人生もあるのに、あんまりじゃないかと思ってしまいました。

 いろいろご意見が分かれるところだと思いますが、いかがでしょうか。また、ちょっと重い話になってしまいました。失礼しました~

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No title

こうゆう事件は 本当に 難しいですよね
今も毎日のようにニュースになっている女子大生の殺人事件
もしも 自分の家族だったら・・・って思うと
どれほどの怒りがこみ上げるのか 想像できません
犯人が捕まったら 同じ目にあわせたい・・・
けど てんてんまるどんさんが書かれているように
死刑が加害者を苦しめるとは限らない・・・
死を望んでる加害者もいますからね
ほんとに 難しいです

MAYさん いらっしゃい!

コメント ありがとうございます!
そうなんですよね、以前このブログでも死刑のことを書きましたが、死刑囚自身が言ってますもんね、『いまさら反省なんかしたくない、早く死刑にしてくれ。その方が楽でいい』ってね。死刑はどうも犯罪の抑止力になってないようだし、少年だと相当残虐なことをしても数年で出てこられるという話もありますし、死刑を執行しなければいけない人の心の問題もありますよね。難しい問題です。
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Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

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