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七つの習慣日記230

 七つの習慣…知性…アイキイのほれぐすり(オー・ヘンリー)後編

 それでは早速、昨日の続きをいかせて頂きます。昨日の内容は…恋人ロージィと、父親の反対を押し切っても駆落ちして結婚したいマッゴーワンは、まだ迷いがあるロージィに約束を守らせるために、薬剤師のアイキイにほれぐすりを調合して貰う…というところまででした。続きをどうぞ…1001312_convert_20100131221022.jpg

 …アイキイは、ロージィへの思いを諦めておらず策略をめぐらせた。アイキイが調合して、マッゴーワンに渡した薬は、睡眠薬だった。この薬に危険はないが、飲むとたちどころに眠くなり、5時間以上、熟睡することになる。

 アイキイは薬を渡してすぐに、こっそりロージィの父親のリドルに会い、マッゴーワンの計画を、すっかりぶちまけてしまった。

 リドルは短気で喧嘩っ早い男だった『そうかい。良く知らせてくれた。あのろくでなしのマッゴーワンめ、夕食が済んだら早速、猟銃を持って待ち伏せだ。あいつが本当に裏庭に入ってきて、駆落ちしようとしたら、大けがをさせてやる』。

 アイキイは、睡眠薬を飲まされて昏々と眠り続けるロージィと、猟銃を持って待ちかまえている父親のことを考え、いまや恋敵が破滅の一歩手前にいることを確信していた。

 彼は遅番だったので一晩中、薬局で店番をしながら、不意の悲報を待ちわびていた。しかし、何の知らせもこなかった。

 朝になり、早番の店員が出勤してきたので、状況を確かめにリドル家に向かっていた。そこにマッゴーワンがあらわれて、いきなり彼の手を握り締めて言った。

 『いや~大成功だったよ。ロージィは昨日、約束通りの時間に裏庭にきて、今日の9時半に無事教会で結婚したよ。ロージィは今、新しいおれの部屋にいる。今朝は美味しい朝食を作ってくれた。おれはなんて果報者なんだ! アイキイ、今度うちに遊びにきてくれよ』。1001311_convert_20100131220942.jpg

 アイキイは信じられない思いで聞いた『そ、それであの薬はどうしたんだ』。

 『ああ、きみがくれたあの薬か。夕食の席にみんなでついている時に思ったんだ。ロージィが心変わりすればそれはそれでしょうがない。インチキは止めようと思ったんだ』。

 『そして、父親を見てると、将来の婿殿に愛情がもてないのが可哀相に思えてね、隙をみてコーヒーに、きみに貰った薬を入れたのさ』。

 …というような話でした。結果的にロージィが心変わりするかもしれないというマッゴーワンの心配は杞憂に終わり、父親は睡眠薬で寝てしまって、マッゴーワンとロージィの駆落ちを阻止できなかった。めでたしめでたしというところであります。

 やっぱり、人には正面からぶつかって、優しく、自分を出して接するのが一番ということであり、逆に、嫌いな人でも逃げるのではなく好きになる努力をした方が、自分にとっても良い結果が得られるということでしょうか。ま、なかなか難しいことではありますが。はは。

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七つの習慣日記229

 七つの習慣…知性…アイキイのほれぐすり(オー・ヘンリー)前編

 昔から、人はお金さえあれば人生が意のままになるというので、多くの人が錬金術に耽り、結果的にこれが科学を発展させたようですが。1001302_convert_20100130234745.jpg

 お金の他に、人が欲しい物と言えば、読心術や念力、空間移動などの超能力や、好きな人が自分のことを好きになってくれる『ほれぐすり』ではないでしょうか。こんなものがあれば、お金などさほどなくても、好きな人を自分のものにできて、人生幸せに…

 というわけにもいかないですかね。苦労しないで手に入れた愛情は、あまり長続きしないし、そもそも愛情は育てていくもののようですからね。不幸なことに僕の場合は結婚して長く愛情を熟成していくという経験を持っていませんが、仲の良いご夫婦などは、そうお思いの方が多いのではないかと思いますが。

 今日のお話はこの『ほれぐすり』の話。1906年の米国の作品です。以下、そのストーリーです。

 …アイキイは薬局に勤める薬剤師であり、薬剤師としては、いろんな人の相談に乗ってやり、信頼される存在であったのだが、仕事を離れれば優柔不断で、鈍感な、とても魅力とはいえない人物だった。

 アイキイはロージィという近所に住む娘に恋をしていたが、まったく手の届かない存在だった。

 ある日、アイキイの友人のマッゴーワンが店に訪ねてきた。マッゴーワンはロージィの父親の家に下宿をしていた『アイキイ、実は頼みがあってきたんだ。実はロージィと俺は、今夜駆落ちをして結婚するつもりなんだ』。1001301_convert_20100130234631.jpg

 『ロージィの父親が俺のことを嫌いなんだよ。それで、おれたちは2週間も前から、こっそり駆落ちの計画を立てて実行しようとしてきたんだ。ところが彼女ときたら、昼間決意したと思ったら夕方になったら、もう止めましょうなどと言いだして、なかなかうまくいかないんだ』。

 『だけどロージィさえ、心変わりしなけりゃうまくいくんだ。もう新しい部屋も借りてあるし、明日の朝、結婚式ができるように牧師さんにも話をしてあるんだ。今日の夕食を終えて、9時になったら裏庭から駆落ちするつもりだ』。

 『だから、またロージィが心変わりしないように、それを飲んだらもう俺しか目に入らないような薬が欲しいんだ。こないだティムから聞いたんだが、ある医者からそういう薬を貰って女の子に飲ませたら、すっかり気に入られてすぐに結婚したらしいんだ』。

 『わかった。ほかならぬ友人のためだ。なんとかしよう』アイキイは薬の調合を始めた。

 …さあ、友人であるものの恋敵であるマッゴーワンに対してアイキイはどのような戦略にでるのか、ほれぐすりは効果を発揮するのか。続きはまた明日。お楽しみに~。

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七つの習慣日記228

 七つの習慣…社会・情緒…男脳・女脳ブームに透けてみえる排除の論理(遥 洋子)

 最近、男脳、女脳というのが流行っているそうですが、皆様ご存じでしょうか。おそらくこれは、数年前にベスト・セラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』がベースになっているんだと思います。1001291_convert_20100129235425.jpg

 この本には、どういうことが書かれているかというと…生まれつき男と女の脳には構造的な違いがあり、女は地図が読めず、男は新聞を読んでいる時は人の話が聞えないとか、女は言語能力や感情表現に優れているが、男は論理的になりがちだとか。つまり、それぞれに性差による違いがあり、そのことを認識していれば、異性に対して寛容になれ、うまくつき合えるとういう話なわけですが。

 日経ビジネスのコラムで遥さんが書いていたのは、最近この男脳と女脳の違いをテーマにした本やテレビ番組が多く、性差を強調することによって、ステレオタイプ化というか、決めつけをして、女性の行動領域を制限するような論調になっていないかということです。女性でも慣れれば地図は読めるようになるし、空間認識能力がないと言われつつもパイロットにもなれるということです。

 遥さんによると『私には、占いと霊能者と脳科学者が同じ系列にあるような気がしてならない。どれも、証明できないことで予言しているからだ。占いは統計学だという。霊能者は霊が見えるという。脳科学者は科学だという。しかしどれも解明された分野どころか未知の分野のほうが圧倒的に多く、証明すらできない。証明できないことの畏れが、人をより無根拠に信用させてしまいがちなところも似ている』。1001292_convert_20100129235501.jpg

 『占い好きな人は、その結果に「ははーっ」と従い、科学を信奉する人も、その結果を疑わない。過去の時代、男女差を「本能」と位置付けた学者もいれば、「自然」、「伝統」いろんな差別があった。その一つ一つに違和感を覚えた女性たちが、それに反論し否定してきた』。

 『そして、今は脳科学がその差別化の後押しをしている。男女の脳は違うと声高に訴えたい人はつまり、男女にはあらがえない差があることを訴えたいのである。』

 『つまり、「女は女の領域にいろ」と暗黙に主張したい人にとって都合のいい言葉が「男女の脳は違う」なのだ』。

 …というように遥さんはコメントされているわけです。僕としては、科学を、占いや霊能力と同列に論じて、どれも根拠が薄弱だといっているところが非常に面白かったです。

 しかし、男女の脳の違いをテーマにしたブームが、女性差別にはつながるかといえばそうではないような気がします。たしかに根拠の薄弱な決め付けではありますが、それが面白いからブームになっているのではないでしょうか、血液型などもそうですが。

 ま、こういう目に見えない差別意識の浸透というのは、戦争へ向かう風潮と一緒で、敏感に感じて声高に反対論を展開するのが良いのかもしれませんが。

 どちらが良い悪いは別にして、男女の脳の構造に違いはあるのか、あるとしたらそれは努力で埋められるのか。皆様は日常生活で男女の脳の違いをお感じになったことがあるでしょうか。ご意見など頂ければ幸いです。それでは、また~

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七つの習慣日記227

 七つの習慣…知性…ハーグレイブズの一人二役(オー・ヘンリー)後編

 昨日の話の要約です…役者のハーグレイブズは、まさに南部軍人の生き残りの典型のようなトールポット少佐と寸分たがわぬ格好をして、態度・振る舞いや、過去の生き方、出来事さえも真似をした芝居をやり、観客やマスコミには大絶賛されたものの、トールポット少佐の怒りを買った。1001281_convert_20100128221218.jpg

 ハーグレイブズには、トールポット少佐を侮辱するつもりはなく、引き続き仲良くしていこうと思っていたが、かなわぬこととなり、さらに経済的に困窮状態にあったトールポット少佐と娘のりディアへのお金の提供も断られたのだった。以下続きです…

 ほとんどお金がなくなり、借りる宛てもなく困り果てていた二人の元へ、ある日年老いた黒人が訪ねてきた。この黒人は深々とお辞儀をすると言った『ペンドルトンの旦那様、わしはシンディのモ‐ズですだよ。おぼえてらっしゃらねえだかね』。言葉使いで、昔農場で働いていた黒人の一人だということがわかったトールポット少佐だったが。

 『どうも思い出せないな…、あ、そうか馬の調教をやっていたモ‐ズか、思い出しだぞ』。老黒人は嬉しそうに相好をくずして笑った『そうでがすよ。敗戦後、先代の大旦那様は、このわしに仕事の元手にするようにとおっしゃって騾馬の子をくだせえましただ』。

 『わしは、この騾馬を300ドルで売って、それから鍛冶屋をはじめたんでがす。商売もうまくいき、それから土地を買ったら鉄道が通って、いまでは金持ちになりましただ』。『それはよかったな』と少佐は心から言った。

 モ‐ズは当時、2歳であったりディアとも再開を喜びあった。りディア『でも、どうしてここがわかったの?』。『ある仲間の黒人が、この家から旦那様がお出かけになるところを見たと申しましただ。わしがここへ参りましたのも、旦那様にお借りしたものをお返ししてえと思ったからでごぜえます』。1001282_convert_20100128221251.jpg

 『わしに借りたもの?』少佐は驚いて聞き返した。『そうでがすだ。先代の大旦那様が騾馬を下さった時に、代金は払える時に払ってくれればいいとおっしゃいましただ。戦争で大旦那様も貧乏になっていましただ。今では大旦那様もお亡くなりになり、この借金は旦那様に移ったわけでごぜえます。3百ドルでごぜえます。モ‐ズじいやも、今じゃあ楽にお支払いできます。是非受け取ってくだせえまし』。

 トールポット少佐の目に涙が浮かんだ『おお、忠実なる老僕よ。白状するとわしは今一文無しになっていたところじゃった。このお金はありがたく貰っておくよ。モ‐ズじいや』。

 トールポット家は、このお金でなんとか苦境を乗り切り、回顧録もやっと出版される運びとなって、平和と安楽の日々が戻ってきた。

 この老黒人の訪問から1週間後、ある手紙がりディアのもとに届いた。文面は次のようなものだった。

 『親愛なるミス・トールポット…私は幸運にも、ニューヨークの有名な劇団から申し出を受け、例のキャルフーン大佐役を演じることになりました。そして、これはお父上にはお話にならない方がよろしいかと存じますが、実はあの演技を研究するに際してお父上から、大きな恩恵をこうむったことに対し、またそのことでひどくご機嫌を損ねたことに対して何か償いをしたいと切望しておりました。お父上はそれを拒絶されましたが、私はどうにかその念願を果たすことができました。300ドルをお渡しすることができたのです。…あなたのハーグレイブズ。

 『追伸 モ‐ズじいやの演技ぶりはいかがでしたでしょうか?』

 …という話でした。それでは、また~

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七つの週間日記226

 七つの習慣…知性…ハーグレイブズの一人二役(オー・ヘンリー)前編

 このところ、お笑い番組は絶好調のようですよね。僕もテレビはあまり見ないので、詳しくはないですが、例えば実在の人で物まねの対象にされている人の気持ちはどんなものなんでしょうか。

 例えば、鳩山さんのまねをする人とか、アントキの猪木とか、貴乃花の子供の頃のまねをするバナナマン…でしたよね…だとか、まねされる本人はどう感じているのか、まあ、政治家とか芸能人は、有名になれるから歓迎なんだと思いますが。今日の話はものまねというか、人のまねがうまい役者の話。1911年の米国の作品です。早速紹介します…

 …トールポット少佐、68歳、と娘のりディア、35歳はワシントンのアパートでつましい暮らしをしていた。南北戦争以前は、トールポット家は広大な綿畑と多くの奴隷をかかえ、王侯貴族のような暮らしをしていたものだった。1001271_convert_20100127231900.jpg

 現在の生活は苦しいものの、トールポット少佐はその時代の誇りと、名誉を重んじる心と、格式ばった作法、当時の衣装を今に残していた。彼のこの姿勢や服装は時代遅れで奇妙ではあったが、近隣の住民には好意的に受け入れられていた。

 二人は田舎に所有するアパートの賃貸料で暮らしており、トールポット少佐は回顧録を書いて出版社に持ち込んでいたが、まだ採用されておらず、苦しい経済状態が続いていた。

 同じアパートの住人に大衆劇に出ているハーグレイブズという役者がいた。彼は昼間ずっとアパートにいたので、いつもトールポット少佐の南部時代の話に聞きいっていた。聞き上手だったので、トールポット少佐に気に入られるようになり、いつも話を聞いてはしきりにうなづいたり、笑ったりしていた。

 ある日、トールポット少佐は南北戦争前の南部を公平に扱った芝居が上演されることを知り、初日にりディアと共に劇場に出かけた。

 プログラムを見て、二人はびっくりした。なんとそこには、南部の陸軍大佐役としてハーグレイブズの名前が載っていたのだ。

 ハーグレイブズが登場した瞬間、二人は凍りついた。なんとハーグレイブズはトールポット少佐とそっくりの扮装をしていた…長い白髪、貴族的な鷲鼻、しわくちゃのワイシャツ、結び目が曲がっている細ネクタイなど、ほとんどそのままだった。

 ハーグレイブズはトールポット少佐と日々話をするなかで、彼の言葉使いの特徴やアクセント、時代がかった優雅な作法などを完全に自分のものにしていた。観客は大喝采をしていた。

 トールポット少佐は、じっと座って、怒りのために顔面を蒼白にしながら、自分のとっておきの話が繰り返され、回顧録の中の最も気に入った部分が誇張され、歪曲されて物語られるのを聞いていた。1001272_convert_20100127231934.jpg

 この典型的な人物の演じ方が、あまりにも巧妙で徹底していたので、観客の大喝采を受け、幕は下りた。トールポット少佐は怒りが収まらないまま、家路についた。

 次の日、新聞はこの芝居について、ハーグレイブズを天才扱いし、絶賛していた。ハーグレイブズはこの新聞を手にトールポット少佐の部屋をノックした。

 ハーグレイブズ『初日の舞台は大成功でした。この新聞を見て下さい』。少佐『わしは、光栄にもあんたのお見事な演技をとっくりと拝見したよ。きみはわしに許すべからざる侮辱を与えた。わしの風采を愚弄し、わしの信頼を裏切った。昔ならば決闘を申し込むところだ。さっさと出ていけ』。

 『トールポット少佐、どうかわかって下さい。あなたを侮辱するつもりは全くありませんでした。役者というものは、あらゆる人生を自分のものにしなければならないのです。そしてそれを舞台の上でお返しするのです』。

 『でも、そうお考えになるのあればしかたがありません。しかし今日は別の用件できました。この数ヶ月ひじょうに仲良くして頂きました。またあなたを怒らせることになるかもしれませんが、あなたがお金に不自由されていることを知っています。この興業でだいぶ給料を貰っていますので、少し支援をさせて頂けないでしょうか。』

 『やめたまえ! 行きずりの、しかもきみのような人間からお金を借りるくらいなら飢え死にした方がましだ。ここから出ていけ!』

 ハーグレイブズは、何も言わずに出て行った。アパートからも引っ越したようだった。

 トールポット少佐と娘りディアの経済状況は危機に瀕していた。

 …明日へ続きます。おやすみなさい~

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てんてんまるどん

Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

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