スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

七つの習慣日記165

 七つの習慣…知性…ダイナー(平山 夢明)

 平山 夢明といえば、2007年に『独白するユニバーサル横メルカトル』という短編集で『このミステリーがすごい』という賞の1位になった作家です。ミステリーというよりはグロテスク・ホラーと呼ばれている分野の作品で、まさにグロテスクで過激で残虐極まりない短編集でありまして。0911273.jpg

 さすが賞をとるだけあって、僕はかなり面白かったのですが、あまりの過激さに、途中で生理的な嫌悪感を感じて読めなくなったという人が数多くいたようで。

 今日、紹介するダイナーは、基本的にヒューマニズムに満ちており、正直かなり過激ではありますが、楽しめる作品になっています。料理小説としても良い感じを出しています。どういう作品かと言いますと…ネタばれしますよ~

 …主人公のカナコはネットで、ある奇妙なバイトを見つけた。『求む運転手。報酬30万円。軽リスクあり』。やばいかなと思いつつも待ち合わせ場所にいくと男女2人組がいて、危険な組織からのお金を奪って逃げる際の運転手をさせられることになった。

 計画がずさんだったこともあり、あっという間に組織に捕まった3人、カナコはリンチを受けた後、自分が生き埋めにされる穴を自分で掘り、土をかれられる寸前に、携帯を手にしていた男から『買い手がついたぞ』と声をかけられ、とりあえず生き延びた。0911272.jpg

 カナコが連れて行かれた所は、プロの殺し屋のみが利用する会員制のレストランだった。そこにいたのは店の主人で、コックもやっているボンベロだった。

 この店のウェイトレスは過去8人いて、いずれも客に殺されていた。早い者は数日しか持たなかったという。

 ボンペロも組織では優秀な殺し屋だったが、今は仕事はせずレストランの仕事のみをしている。料理の腕は一流であり、過去の殺し屋時代の業績も素晴らしく組織の中では一目置かれている。

 やがて、心に傷を持つ精神的に病んだ、いろいろな殺し屋がやってくる。頬に開いた穴に指を出し入れする男、スキン。目をみはるような美人だが、ピアスに殺人用のワイヤーを隠し持つ女、炎眉。子供のように見える、キッド。毒蛇を隠し持っている女、プロレスラーのような体型だが素早い動きの男…などなど。0911271.jpg

 ボンベロは病んだ殺し屋たちに絶品の料理と酒を出しもてなすが、トラブルは絶えず、何人も殺されることになる。

 カナコも何度も犯されそうになったり、殺されそうになったりするが、持ち前のキャラクター…殺されそうになっても嫌なものは嫌と言い、人を傷つけるのも極度にいやがるが、それなりに一生懸命働く…により生き延び、ボンペロと気持ちが通い合うようになったと思えたが…

 そのうち、組織内で抗争が発生し、ボンベロたちも巻き込まれ戦争になる…

 作者のあとがき『ぎりぎりの極限状況下で、タフに成長していく人間の話を書いたつもりです。読者の方々が、時間と世の中の憂さを忘れて没頭できるような物語を書きたいという祈りがあって、いわば『七人の侍』の時に黒澤監督が語ったような、『ステーキにしゃぶしゃぶに寿司にかつ丼とハンバーグを載っけたような』贅沢な読み物にしたかった』。

 …というような本ですが、最後の方はひじょうに盛り上がります。ボンペロの飼っているブルドックの菊千代も可愛いかったです。

 作者の言葉もあながち大げさではなく、楽しめると思います。過激な本が大丈夫な方にのみ、お勧めします。では、また~

 『七つの習慣日記』HOMEへ

スポンサーサイト

七つの習慣日記164

 七つの習慣…社会・情緒…『余分』のある言葉(山田ズーニー)

 時々、見ている山田ズーニーさんの『大人の小論文教室』に面白い記事が載っていたので、紹介します。これには賛否両論があると思いますが、紹介します。かなり抜粋、省略、加工しておりますが、大体こんな内容です…鎌倉0911263

 …私(山田さん)の知り合いの夫婦、結婚して20数年になるが、いまだに奥さんの方がかなり旦那さんのことを好きで、熱い思いを保っている様子。一方、旦那さんはクールで、目がよそへいきがちだとか。

 奥さんの態度は、ほとんど恋愛し始めの少女のように、旦那さんの自分への想いがさめたんじゃないか、捨てられたらどうしようと思っているようで…

 当初、私は、『結婚して20年もたてば、お互い男でも女でもなく、家族とか友人のようなつながりが多いなかで、そんなにずっと好きな人と一緒にいられたんだから、多少、旦那さんの浮気とかが心配でも、幸せなんじゃないか』と思った。

 ところが友人に話をすると、意外な反応がかえってきた『どちらかの好きさ加減が大き過ぎるとそれは相手にとって負担だよね。…こんなに好きなんだからあなたももっと好きになってっていう…その余分な負担が長年に渡って積み重なってきて、旦那さんもちょっと解放されたくなっているんじゃないかしら』とのこと。鎌倉0911262

 この『負担』の正体は何か、私のマンションに以前過剰にサービスの良い管理人がいた。しっかり挨拶するだけじゃなく、傘なども貸してくれるなどの気配りを常にしていた…これは後から考えると結構余分で負担になっていた。

 結局、この管理人は定年で辞めたが、心情としては定年になっても、マンションの住民からいい人だから残して欲しいと、言われたかったのではないかなと思う。この気持ちを押し付けられることが負担になっていたような気がする。

 私は、別な作家の友人にその話をしたところ、2つの話をしてくれた。一つは恋愛はお互いの気持ちがつりあっている方がいいね。もう一つは書くときも書き手は余分なものを付け加えない方がいいね、ということ。

 そう言われて、私も恋愛は互いの気持ちに余分がなくつりあっている方が良いと思いはじめた。

 また、私自身作家として9年になるが、よけいな「やまっけ」があって書いていると、読者がどこか「余分」を感じこれが「負担」になって、うまく思うことが伝わらない。心根に透明感をもって言葉を発したい。

 …というような山田さんのエッセイでしたが、皆様は、この意見をどうお感じになったでしょうか。鎌倉0911261

 僕は、人の気持ちに「余分」というのはどうも違うような気がします。妻の夫を愛する気持ちと、管理人が過剰にサービスする気持ちも同列には論じられないと思うし。

 いくら、人との距離感を適切に保って、空気を読んで生きるのが現代だとはいえ、あまりに冷めた考え方のような気がします。夫婦は時により、お互いの距離感が違ってくるかもしれないけど、どちらかが一途であって悪い事はないような気がします。

 愛情がらみでなくても、不器用でまとわりつく感じの人も会社などにいますし、こういう人は相手の感情がわかない人なのかなとうっとうしく思ったりもしますが、不器用に、ずかずか距離を無視してこちらに侵入してこようとする人でも、暖かい心情を持っている人もいます。

 こういう人と多少我慢しながらも向き合っていてこそ、人間の深みというか、良さがわかるのではないかと思うわけですが、いかがでしょうか。

 書くことが余分に、かつ過剰になって、読者に負担を与えて、かえって思いが伝わらないというのは、よく判りますけどね。今日の僕がそうだったりして、はは。

 『七つの習慣日記』HOMEへ

 

七つの習慣日記163

 七つの習慣…社会・情緒…デクスター

 海外ドラマの人気はとどまるところを知らず、おそらく走りは『24』だと思うんですが…ちなみにクチコミランキングによると、①プリズンブレイク ②ヒーローズ ③ロスト ④フレンズ ⑤24…の順番で、この他にもボーンズ、Lの世界などありますが。鎌倉0911252

 TSUTAYAなどにいくと、韓流ドラマを含めると相当なスペースを占めていて、和物よりぜんぜん品揃えが多いし、目立つところに配置されていて、すさまじい人気が伺えます。

 この海外ドラマ、面白いのが見つかると、定期的に…大体数ヶ月に一度3~5枚くらいDVDが出るので他に見たい映画のDVDがない場合に、重宝します。

 僕は、数年前から脱走物の『プリズンブレイク』、無人島物の『ロスト』、過激な主婦物の『デスパレートな妻たち』、などを好んで見ておりましたが、さすがに食傷気味で。

 とはいえ、他の超能力物の『ヒーローズ』や、同性愛物の『Lの世界』などはいくつか見てみたものの、いまいち気に入らず、次の候補が見つかっていなかったのですが、最初のDVDを見てもしかしたら、これは良いかもしれないと思ったのが、デクスターです。鎌倉0911251

 すでに計15枚がレンタルされているので、あと数枚見て嵌まれば、当分借りるDVDには困らないということになります。はは。

 これはどういうストーリーかといいますと…必殺仕事人のようなもので…といっても誰かの恨みを晴らしてやるというものではなく、裁判で有罪にならない、知能犯の悪人を殺していくというもので…

 主人公のデクスターは警察の鑑識官、表の顔は頭脳明晰で推理力もあり、有能で人望のある鑑識官、裏の顔は、悪人を罠に嵌めて残虐に殺すというもの。

 正直、結構面白かったんですが、ふと思ったのは人はやっぱり暴力が好きなのかなということで、自分が振るえない暴力を代りに主人公にやってもらってカタルシスを得るというか、ストレスを解消するというか…

 必殺でもそうですが、勧善懲悪という形をとれば、殺人でもなんでも大概のことは許されるというような、そんな心根があるような気がして、ちょっと寂しい気がしました。

 スポーツクラブでは格闘技系のエクササイズが満員御礼だし、テレビでも格闘技が人気ですよね。鎌倉0911253

 人の持っている闘争本能は相変わらずで、さらに個の時代になってきて価値観も多様化してストレスが溜まり易くなって、こういうものがさらに過激になるような気がします。

 こういった形でストレスを解消するのではなく、ボランティアのように弱者を助け、奉仕するような形で得る快感の方がより大きく、長続きするような気がするわけですが…とはいえ、なかなかこちらの方は実行するのは難しいですけどね。

 …といいながら、このドラマを楽しんでいる僕がいるわけでありまして、僕もデクスター同様、ジキルとハイド的2面性を持っているかも…ああこわ。混乱しつつ、また明日~

 『七つの習慣日記』HOMEへ

七つの習慣日記162

 七つの習慣…知性…台所へ新卒入社のススメ(滝村 雅晴)

 独身で一人暮らしで、結婚の経験もない僕にとっては、結婚生活はいろんな謎に包まれているわけでありまして、知りたいような知りたくないような、微妙な心情ではあるわけですが。0911246.jpg

 最近、特に言われるのが妻と夫は家事を対等にやるべきだということであり、育児、掃除、洗濯、料理などを分担すべきであるというのが一般論になっているようです。

 家事の中で最も辛いと思われるのが育児…これは家事ではないのかもしれませんが…友達の話を聞いても、本などを読んでも、誰もが最初は睡眠不足や数限りない心配事で、ノイローゼ寸前になるとか。

 ひどい例だと子供を殺してしまったり、自分が死んだりすることもありますよね。育児は当然のことながら昔からあったわけで、何でいまさらこんなひどいことをする人がいるのか…

 昔は大家族で、育児をするのは母親だけじゃなく負担は軽かったのが、今は母親一人で24時間、365日面倒をみなければいけない状態になっており、これはさすがに負担が大きいと思います。だから、育児だけは仕事で忙しい父親も積極的に参画すべきだと思うわけでありますが。0911247.jpg

 掃除、洗濯は、まあ夫も妻にさほど劣らぬ能力を持っていると思われるので、これもまあ、それなりに分担するとして。

 今日は、料理の話でありまして、日経ビジネスオンラインに役に立ちそうな記事が載っていたので紹介します。

 副題は『部長ヅラした新入社員、それじゃあ妻も切れます』というもの。男の料理などというと聞こえはいいが、実際には買い物をして、料理をしているだけで、妻の協力者にはなり得ていないというもので、台所へ新人として入っていくにはもっと謙虚にならなければいけないというものです。

 この本によると、台所仕事は5つの要素によって成り立っています。①ストック・収納力(どういう食材があって、何が不足しているか常に把握する)。②買い物力(必要なものを的確に買いそろえる)。③料理力(手早くでき、味付け、栄養バランスは適切か)。④キッチン掃除力(食器の後片付け、キッチンの掃除、調理用品のメンテナンス)。⑤ゴミ処理力(賞味期限等も見ながら不必要なものは捨てる)。など。0911245.jpg

 こうやってみると結構大変ですね。かなりな総合力が求められます…なんか会社で人事評価をしているようですが…はは。

 筆者が言っていたのは、夫が台所に入ろうとした時、立場は新入社員であるので、えらそうな顔をせず謙虚に教わる気持ちで。妻の方は新人を暖かい目で見守る必要があるということで。

 夫には気づき力が必要だそうで、しまったお皿や調理道具は次回使えるように同じ場所にしまう。ポットのお湯を使って減ったら補充をしておく、切れそうな調味料は会社帰りに買って帰る。家事を点ではなく、線でとらえれば、夫婦そろって長く台所に立っていられるそうです。

 …ま、僕の場合、心得を勉強してもね。とらぬ狸の皮算用、宝の持ち腐れ、豚に真珠、犬が西向きゃ尾は東…どれも違いますが…結婚できなきゃしょうがないわけでありますが、ま、気は心というくらいで…これも違うかな。それでは、また~

『七つの習慣日記』HOMEへ

七つの習慣日記161

 七つの習慣…社会・情緒…鎌倉探訪2

 今日朝起きて、そろそろスポーツクラブでも行こうかなと思っていたら、テレビで鎌倉の特集をやっていて、そろそろ紅葉が見頃とのこと。鎌倉1

 さて今日をどう過ごすか、スポーツクラブ&読書か、鎌倉か一瞬迷いましたが、この先天気の良い休日があるかどうかもわからないので、鎌倉に行くことにしました。

 ガイドブックを見ると、紅葉の名所の寺から、ハイキングをして別な寺に出られるコースがあり、運動を兼ねてこのコースを取り入れることにしました。鎌倉2

 今日行ったコースは全て徒歩で、鎌倉駅⇒鶴岡八幡宮⇒鎌倉宮⇒瑞泉寺⇒ハイキングコース⇒建長寺⇒龍峰院⇒長寿寺⇒明月院⇒円覚寺⇒北鎌倉駅というルート、全行程約3時間でした。

 鶴岡八幡宮はこないだ行ったのであっさり通過し鎌倉宮へ…ここには厄割り石というのがあり、置いてある盃に息を吹きかけて側にある石で割ると厄除けになるとか。大きい獅子頭もありました。鎌倉3

 黄色く色ずく木々がある境内の瑞泉寺を経て、ハイキングコースへ。約5kmの山道ながら平坦な歩きやすい道を歩き、建長寺へ。

 山道に突然看板が出現、完全に山の中だったんですが、これから先は拝観料をとるぞ…とのことでした。鎌倉4

 さすが、鎌倉五山第1位の格式あるお寺、商売熱心でありました。

 この建長寺、天狗の銅像が山の斜面に10体配置されていたり、国宝の梵鐘、があったり、法堂には畳80畳の雲龍図などがあり、庭園も立派でいろいろ楽しめます。

 建長寺の隣にある龍峰院、中には入れませんでしたが、門前の紅葉が絶景でした。鎌倉5

 次に行った長寿寺で珍しい注意書きを見つけました。境内ではコンパクトカメラによる撮影は可ですが、一眼レフは駄目だそうで、意味が判りませんでした。あまり良い映像をとると、それが商用などに利用されるということなのでしょうか。

 ま、どっちみち僕が持っていたのは一眼レフじゃないので、気にすることもなかったわけですが、不正利用を気にかけるほどたいしたものもなかったような気がしますが、はは。鎌倉6

 明月院、別名あじさい寺は、さすがにあじさいの季節の方が良いようです。不思議なことにいまだに1本だけあじさいが、よれよれではありましたが咲いておりました。

 そして最後が円覚寺、こちらも鎌倉五山第2位ということで広く、大規模な寺でした。建長寺同様、国宝の洪鐘(おおがね)という梵鐘がありました。こちらが鎌倉で一番大きいとのこと。この寺には妙香池という大きな池があり、紅葉が映えて絶景でありました。鎌倉7

 …以上、鎌倉ひたすら徒歩と写真撮影のみの、グルメなしイベントなしの地味~な短時間日帰り旅行でありました。

 歩いてみたら以外に狭く、丸一日時間がとれてレンタサイクルでも借りればほとんどの主要な寺は制覇できるのではないかと思います。鎌倉11 

 今回紹介できませんでしたが、鎌倉はいろいろ美味しい店や面白い物、おしゃれなスポットもあるようなので、ご興味があるかたは、紅葉狩りを兼ねて、お出かけになってはいかがでしょうか。

 紅葉のシーズンは大体11月下旬から12月上旬とされておりますので、来週、再来週あたりは、絶好だと思います。駐車場はどこも満車でしたし渋滞しておりました。電車がお勧めです。鎌倉12 

 今後、当分今回掲載しきれない写真を搭載させて頂く予定です。たいした写真ではないですが、雰囲気だけでも味わって頂ければと思います。

 それでは、また~

 

 『七つの習慣日記』HOMEへ

 

 

最新記事
カテゴリ
プロフィール

てんてんまるどん

Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

最新コメント
最新ベストセラーリスト
月別アーカイブ
最新トラックバック
Amazon 検索
楽天検索
楽天で探す
楽天市場
楽天
楽天
楽天
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

人生変えよう
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


『七つの習慣日記』内 検索
RSSリンクの表示
リンク
リンクフリーです。
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
週刊誌 定期購読
QRコード
QRコード
商品
DVD
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。