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七つの習慣日記107

 七つの習慣…知性…ルーレット必勝法(J・リッチー)

 ギャンブルといえば、パチンコ、競馬、競輪、競艇、宝くじなどがありますが、宝くじ以外は好き嫌いが分かれると思います。パチンコなどもマニア化が進んで、やる人は減ってきているようです。僕は年に一回宝くじを買うかどうか…という感じで、後は一切やりません。ま、株がギャンブルに入るんであれば少しやっていますが。犬090930

 ただしギャンブルも必勝法があれば、誰もが必死にやり続けるのではないかと思いますが…、2006年にこのミステリーがすごいで1位を獲得したジャック・リッチーの短編集『クライム・マシン』の中の1編にルーレット必勝法(1958年、米国の作品)というのがあります。またまた安易に全て、ネタばらししますので、お気を付け下さい。


 マットが経営するカジノにシボーグが訪れる。最初の勝ちは小さかったが、毎日勝ち続けており、段々、帰りに現金に交換するチップの量が増えてくる。

 なにかがおかしいと思ったマットはルーレット台や、ディーラーを調べるが不審な点はない。部下のハリーも心配して『まだ、あいつは大きく賭けていませんが、そのうち大きく賭け始めたら、うちは大損しますよ。そのうち他の客もあいつの目にのってきたら、カジノはもう持ちませんよ』と言う。

 マットは、たまたま遊びにきていた、殺し屋のドレルに何事か話を持ちかける。

 そのうち、シボーグがマットに会いに来て、言う『もうご存じかと思いますが、実は私、必勝法を持っています。単純な数学的方法なんですが、確実に儲かります。数週間で、この店を自分のものにすることもできますよ』。花090930

 マット『で、私にどうしろと』。シボーグ『まず現金を2万ドル、あとは毎週千ドルずつ、無期限に』。マット『この店を乗っ取ることもできるのに…、あそうかカジノを渡り歩くつもりだな』。シボーグ『まず、この店を片付けないとね』。マット『わかった。言うことを聞くしかなさそうだ』。

 次の日、ハリーが来る『シボーグをずっと見張っていたんですが、良く調べてみたら、実際には負けていたようです。ただ、男が時々きて、チップをこっそり渡していました。何をしようとしていたんでしょうかね…』

 マットはやっとからくりを理解する。帰りに換金する時にチップが増えていたので、勝ったと思いこんでいたのだった。

 そのうち、シボークが殺される。死体を処理しようとしていたドレルが運悪くパトロール警官に見つかり、連行される。そしてパトカーがマットのもとへ…


 という話でありました。『ラスベガスをぶっつぶせ』という映画では、MITの教授が優秀な学生を集めて、数学・統計学・暗記力などを駆使して、カジノで儲けるという話もありました。オーシャンズ11もなかなかでしたね。だけど、最近のカジノは完全にカメラで監視されて、統計的におかしな勝負があるとコンピュータで分析して、警告するようで、必勝法はやはり難しいですね。それでは、また明日~

 

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七つの習慣日記106

 七つの習慣…知性…警官と讃美歌(オー・ヘンリー)

 仕事で、ひじょうに疲れたりして、積極的に働く気が全くなくなった時などに、刑務所に入れば、働かなくてもただで食べられるし、ゆっくり眠れるし…なんて思ったことはないでしょうか。今日は、この計画を実行した男の話です。昨日に続きフルにストーリーを書いてしまうので、予めご承知下さい。これも1910年頃のアメリカでの話…猫090929


 公園で目を覚ましたホームレスのソーピー、そろそろ外で寝るのも寒くなってきたので、冬支度を考える。毎年、ソーピーは冬になると簡単な事件を起こし、刑務所で春までの数カ月を過ごすことを、この数年の習慣にしていた。

 慈善施設はいろいろあったが、自尊心の強いソーピーは施しを受けることが嫌いだった。いつも使う手はレストランで豪勢な食事をして、無銭飲食でそのまま捕まるというもの。早速やってみたが、今回は外に放り出されるだけで、警官は呼んで貰えなかった。

 では、と店のショーウインドウーのガラスを派手に割って、そのままじっとしていた。警官は来たが、犯人がそのままそこにいるはずがないと、他に犯人を探して行ってしまう。

 警官がいる場所で、通りすがりの女性に無理やりからもうとして、『うちへ遊びにこないか』と声をかけたら、『いいわ』と腕を絡ませられる。無理やりふりほどいて逃げる。

 傘を盗んで、『おい、それは僕の傘だぞ』と言われるが 、『あ~、そうかいじゃあ警官を呼んでくれよ。おれが盗んだんだよ。あそこの角に警官が立ってるだろう。呼べよ。』と言ったら、『いや、申し訳ない、私の勘違いでした。実は今日あるところで拾ったもので…』としどろもどろ。

 なんとかしようとさらに街をさまよっていたソーピー、ある古い教会を通りがかった時、オルガンの奏でる讃美歌の美しい音が聞こえてきた。昔、通っていた田舎の教会で良く聞いていた讃美歌だった。花090929

 感じ易くなっていた気持ちと、古い教会の感化力が結びついて、驚くべき変化をソーピーの魂にもたらした。彼の心に強い衝動が生まれる。自分を泥沼から引き出そう。もういちど、まともな人間になろう。まだ遅くはない、昔の真剣な野心をもう一度よみがえらせ、それを追い求めよう。

 明日は、下町に出かけて仕事を見つけよう。以前知り合った毛皮商が運転手になったらどうかと勧めてくれてことがあった。あす会って仕事のことを頼んでみよう。おれだって…

 ふと誰かの手が自分の腕をつかんだのを感じて、振り返ると、警官の顔がそこにあった。『こんなところで何をしているんだ』と警官。『なんにも』とソーピー、『とにかく一緒に来い』と警官。

 『禁固3ヵ月』翌朝、軽犯罪裁判所で、治安判事が言い渡した。


  いやもう、人生は思い通りにならないもんですね。それでは、また明日!

 

七つの習慣日記105

 七つの習慣…知性…赤い酋長の身代金(オー・ヘンリー)

 腕白な子供が活躍する話で思い出すのは映画ホーム・アローン、少年が留守番している家に強盗二人組が侵入、少年があれこれ知恵を巡らせて撃退するという話、かなりヒットしたので、ご存じの方は多いと思いますが。犬090928

 オー・ヘンリー(米国)が1910年に書いた『赤い酋長の身代金』、これにも腕白な子供がでてきます。翻訳もかなり前で表現が古いですが、どういう話かといいますと、…完全にネタばれしますよ~


 サムとビルの二人組はある町の有力者で金持ちのドーセットの息子(10歳)の誘拐を企て、実行する。

 この息子が腕白で、連れ去る時にも石を投げたり、散々抵抗するが、なんとか近所の山の洞窟まで連れてくる。花090928

 だが、全くじっとしておらず、自ら赤い酋長になって、ビルを馬に、サムを白人に見立ててインディアンごっこなどを行う。さすがに業を煮やしたビルは思いっきり殴るなどするが、酋長はへこたれない、そんなことをすると夜中に皮を剥がれるぞとか、火あぶりになるぞとか、逆に脅す。

 実際、夜になり、焚火をしながら野営をしていたところ、ビルの叫び声が聞こえ、サムが起きてみると、酋長がビルの額にナイフを当て、まさに皮を剥がそうとしていた。酋長はこのキャンプが楽しくて仕方がないが、二人組は恐怖で全く寝ることができなくなり、おとなしくしないと家に帰すぞというようになるしまつ。

 次の日、二人組は身代金要求の脅迫状を書く

 ドーセット殿

  我々は、貴下の令息をかくまっている。令息の返還には高額紙幣で、1500ドルを要求する。この要求に同意されるならば、その返事を文書にして届けてもらいたい。…もし貴下が、裏切りを企てたり、上記要求に応じない場合は、貴下は2度と令息を見ることはないであろう。……

                             二人の命しらずより

  ―返事がくる―

 二人の命しらず殿

  ご要求の手紙、拝見しました。ただし貴下の要求は高額過ぎるかと存じますので、ここに逆提案をいたします。多分受諾していただけると信じます。貴下がジョニーを拙宅へ連れ帰り、現金にて250ドルをお支払いくださるならば、本人をお手もとから引きとることに同意いたします。 御来訪は夜分の方がよろしいかと存じます。と申しますのは、近隣の人たちは、すでに愚息は行方不明になったものと信じており、愚息をつれ戻す人を見かけた際には、その人に対しいかなる凶暴な振る舞いに及ぶか、当方としては責任を負いかねるからであります。 

                                   ドーセット

  二人組は、深夜ドーセットに会い、250ドルと息子を引き渡す。ビル『どれくらいの間この子をつかまえていられますかね』 ドーセット『わしも年をとったが、まあ10分くらいは請け合いましょう』…二人組は必死で逃げる。


 という話でした。ではまた明日、さよならさよなら…

七つの習慣日記104

 七つの習慣…知性…向日葵の咲かない夏(道尾 秀介)

 雑誌ダ・ヴィンチに百人書評というコーナーがあり、そこで1冊の本についての一言コメントを募集し、百人分掲載しており、10月号の『いけにえ本』が『向日葵の咲かない夏』でした。犬090927

 書評を見れば大体内容が判るのですが、この本だけは、書評(といっても数行ですが)を見てもどんな本なのか全く分かりませんでした。この本、『このミステリーがすごい!2009年版』の作家別投票で第1位となっており、結構売れてもいるようなので、面白そうだとは思っていたのですが…

 ちなみに書評は、『いつまでも心に残る傑作』、『文章が怖いホラー小説』、『うすら寒い読後感』、『結末まで二転三転し、想像不可能』、『子供って残酷』、『人の心の闇の恐ろしさが隠れている』、『普通じゃない感覚、でもみんなが持っている闇』、『不思議な世界観』など。で、とりあえず読んでみました…ネタばれ注意…


 小学4年生のミチオは、先生に頼まれて、学校を休んでいたS君に宿題を届けるため家を訪問するが、そこでS君が首を吊って死んでいるのを発見する。自殺か他殺か。

 ミチオは警察に届けるが、死体は消えてしまう。ミチオは妹のミカと共に事件の究明を始める。この時、この町では、殺されて手足を折られた犬猫が、多く発見されており、関連があると思われた。花090926

 いじめられていて、犬猫を虐待していた可能性がでてきたS君、足を折らないと死体が蘇ると恐れる近所の老人、少年愛が疑われる担任の岩村先生が登場する。

 ミチオの母親も異常な雰囲気を漂わせる。ミカとは仲良くしているのに、なぜかミチオを毛嫌いし、あまり口を聞かず、食事もミチオの分は用意しないため、ミチオは自分で冷蔵庫を漁る毎日を過ごしている。

 事件はミチオの推理もあり、解決に向かうとみられたが…


 …というような内容で、というか、良く分からないですよね。でも説明してしまうとストーリーが完全に判ってしまうし。ジャンルでいうとやっぱりサイコミステリーでしょうか。サイコミステリーはストーリー展開が命なので、お読みいただくしかないですからね~

 ちょっとヒントめいた、本のセリフを…『僕だけじゃない。誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか。自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしているし、何かを忘れようとしているじゃないか。』

 『みんな同じなんだ。僕だけじゃない。自分がやったことを、ぜんぶそのまま受け入れていける人なんていない。どこにもいない。失敗をぜんぶ後悔したり、取り返しのつかないことをぜんぶ取り返そうとしたり、そんなことやってたら生きていけっこない。だからみんな物語をつくるんだ。見たくないところは見ないで、見たいところはしっかりと憶えこんで、みんなそうやって生きてるんだ。』

 …このセリフは、なかなか良かったです。ストーリーは意外な方向に二転三転し、ラストはちょっと壮絶な雰囲気になり、最後まで、しっかり楽しめます。なかなか途中でやめられないのでご注意くださいね。今日はあっさりこの辺で、さよならさよなら…

 

七つの習慣日記103

 七つの習慣…精神…悼む人(天童 荒太)

 僕は仏像などは結構好きで、観光地の寺社には結構行きますが、昔から神仏への信心深さはあまりありません。まあ自分の家の墓参りくらいは行きますし、困った時の神頼みはしっかり必死でやりますが。犬090926

 たまに神社などで賽銭をあげて手を合わせたりしますが、ああいう時、人は一体何を祈って、あるいは考えているのか。ひたすら自分と家族の幸福か、あるいは、世界平和か。まさかプログのネタが欲しいなどとは祈ってないと思いますが…

 ちょっと前に直木賞を受賞した悼む(いたむ)人という本があります。これを書いた天童 荒太は昔から好きで、いろいろ読みましたが、真面目で信心深い作家のようで、本作品はあとがきをみたら7年をかけて書いたライフワーク的作品のようでした。内容は…

 大学生であった静人は、事故で親友を亡くす。区切りの法要には欠かさず出席していたが、ある時命日を忘れてしまい激しい後悔に苛まれる。

 そして、大切な人が亡くなったことを二度と忘れたくないと、僅かな蓄えを元に全国を歩き、事故や事件で亡くなった人の記事をみつけては、亡くなった現場に出かけて、その場にひざまずいて悼むようになる。悼む時は、関係者に故人がどんな人であったかを聞いて、そのことをイメージしながら行う。花090927

 故人の関係者にとっては、まったくの他人に事情を聞かれることに疑念を抱く人もいて、中には殴りかかってくる人もいる。警察にも不審者として何度か逮捕される。

 悼む対象は別け隔てなく、極悪非道と呼ばれた殺人者もいる。静人は言う、『どんな人でも肯定的にとらえ得る条件が3つある。誰を愛したか、誰に愛されたか、どんなことで人に感謝されたことがあったか』

 静人は悼んだ人のこと、亡くなった場所をノートに記録し、毎年訪れることを誓う。

 …というような話で、実際は、静人に興味を持った記者とか、過去に自分の夫を殺して気持ちの整理がついてない若い女性が無理やり同行してきたり、いろいろエピソードはありますが。

 筆者はあとがきで、自分も若くして亡くなった親友がいたと書いており、なんらかのきっかけがあったのかもしれません。

 筆者が言いたかったこととは違うかもしれませんが、祈りとは結局、人や自分自身に対する真摯な気持ちを確認することなのかなと思いました。

 最近、話題は違っても同じ結論になっているような気がしますが、この静人の言う、誰でもある条件…誰かにしっかり愛されたいもんです。はい。

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てんてんまるどん

Author:てんてんまるどん
しがないサラリーマンです。起業のきっかけに、ブログを開設しました。人生指南書として世界的ベストセラーの『七つの習慣』をテーマにしました。日々の生活においての実践の様子、関連する本なども紹介していきます。感想を交換し合いながらコミュニケーションの輪を広げたいと思っています。

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